2021年4月22日 (木)

810.質か、量か

先日、私の経営塾に初めて参加された経営者から、「努力、行動は、『量』ではなく『質』が大事なのではないか?」とご質問をいただきました。

確かに『質』も大事ですが、まずは『量』が大事だとお答えしました。

例えば、野球でもテニスでも、最初からプレーの『質』を求めることはできません。

まずは少しずつ練習して、だんだん上達していきます。

基本的なことができるようになってはじめて『質』が向上していくのですね。

下手なうちから『質』を求めても、なかなか上達はしません。

『量』をこなすから『質』が向上するのであって、いくらスキルを頭で学んでも『質』は向上しないのですね。

さらに、この自然界(宇宙)は、『質』ではなく『量』に二乗法則が働くようになっています。

なぜか『質』には働かないのですね。

だから『質』だけを追い求めてもダメなのです。

競争の法則であるランチェスター法則も、『質』ではなく『量』に二乗法則がかかるから成り立っているのです。

だから、まずはコツコツと努力を積み重ね、競争相手に行動の『量』で絶対に負けないようにすることです。

そうすれば自然と力がついて『質』も向上します。

そして、さらに研究しながら努力して『質』を向上させていくことで、もう競争相手はついてくることができなくなります。

どうか、そこまで辛抱して、コツコツと努力の『量』を増やしていってください。

「努力は裏切らない」

この言葉は真実です。

 

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2021年2月25日 (木)

802.性格を変えるのではなく行動を変えてみる

人間は、その人の性格のとおりに行動します。

いい加減な人はいい加減な行動をし、神経質な人は神経質な行動をします。大らかな人は大らかな行動をし、責任感の強い人は責任感の強い行動をします。

自分の意思とは関係なく、無意識にそうしてしまうのですね。

性格、いわゆる心が、そのまま行動に出てしまうのです。怖いですね。

師匠も、その通りだとおっしゃいます。

すると、おかしな性格の人はおかしな行動をしますから、困るわけです。

おかしな人はそのおかしな性格を変えなければ、おかしな行動をしつづけますし、周囲も迷惑します。

ところが、性格は簡単には変えられませんから、何らかの方法で対処しなければなりません。

そこで、「自分の性格とは違う行動をする」という方法があるのですね。

粗雑な性格だけど丁寧に行動するとか、神経質だけど大らかに行動するとかです。

これは意識すればできますから、やってみるといいでしょう。

要するに、演劇部、役者になればいいのですね。役者は、自分の性格とは関係なく、与えられた役を演じていますからね。

これを、職場や家庭など、あらゆるところでやってみるのです。

自分の性格どおりに行動するのではなく、周囲の人から喜ばれ、信用され、信頼されるように行動するのです。

人生は、学校でも、職場でも、サークルでも、自分の評価ではなく、周囲の人の評価でほとんどが決まってしまいます。

だから、この方法はとても効果があるのです。

 

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2020年12月10日 (木)

791.普通に生きると波乱万丈になる

世の中の多くの人は、普通に考えて、普通に行動しています。いわゆる普通の人です。

この普通の人は、自分のもっている価値観や考え方で毎日を生きています。

この普通の人は、人生において善いこともあるし、悪いこともある、すなわち人生は波乱万丈だと思っています。

でも、師匠は「波乱万丈の人生なんかないんだよ」とおっしゃいます。

ものごとが上手くいかないのは「考え方が間違っているか、努力が足りないだけだ、簡単だ」とおっしゃいます。

この師匠のいう「考え方」とは、思いやりの心があって人に優しい、嘘をつかず、謙虚でいつも一生懸命、自己中心的でなく、周りとの調和を考えている、感謝の心があるなどですね。

そして「努力」は、少なくとも世の中の人の平均よりはがんばってるということです。

さて一般的に、普通の人は、自分の利益や自分の都合などを優先してものごとを考える癖がついています。

子どものためと言っても親の都合だったり、先輩のためと言っても自分の保身のためだったりしますからね。

残念ながら、それは天から見ると、愛や調和ではなく、エゴになってしまうのですね。

普通の人は、自分の体調のこと、自分の仕事のこと、自分の家族のこと、自分の友人のこと、自分の趣味のことなどなど、とにかく自分に関わることばかりを朝から晩まで、一年中考えて生きています。

それが当たり前なのですが、実はそれが波乱万丈になる原因なのですね。

人を優先するとか、みんなの幸せを考えるとか、人が休んでいるときでも努力をしようとか・・・、たまには普通の人と違う考え方や行動をとることがポイントです。

普通に生きないこと、それが波乱万丈から抜け出す方法なのです。

 

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2020年11月12日 (木)

787.コツコツ努力しても成功しない

寓話「蟻とキリギリス」や「ウサギと亀」のように、小さな歩みでもコツコツと努力を続けていれば必ず成功するというような話がありますが、本当にそうでしょうか?

世の中には、コツコツと努力しているのに、いつまで経ってもウダツが上がらない、なかなか幸せになれない人もたくさんいます。

でも、コツコツと努力しても意味がないかといえばそうではありません。

地道な努力は、勉強でも、スポーツでも、仕事でも、すべてにとって、とても大事なことです。

ポイントは、ただ努力をするのではなく、工夫しながら努力をするということなのですね。考えながら努力をするということです。

師匠は、工夫と努力はセットだと教えてくださっています。

そうすれば、たとえ歩みは小さくても必ず改良改善されていくのですね。

世の中には人の言うことを聞かないで、ひたすら自分のやり方や考えに固執する人がいます。

そういう素直でない頑固な人は、残念ながら成長しませんから、とても効率の悪い人生を送っています。

過去の偶発的な小さな成功体験からこのやり方がいいんだとか、あの(たまたま)成功している人がやっているから大丈夫だとか、自分の小さな枠の中でしか考えられないのですね。

恥ずかしながら、20年くらい前の私もそうでした。

でも師匠からご指導いただくようになって、自分の小さな枠の外にはいくらでも素晴らしい考え方や方法があることがわかりました。

さあ皆さん、勇気を出して、素直な心で、自分の枠を壊して、自分を変えていきませんか。

 

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2020年7月 9日 (木)

769.幹部は欠点をなくす

これも師匠の教えです。

よく「欠点を直すのではなく長所を伸ばせ」といいますが、これは一般スタッフの場合の話です。

一般スタッフは周囲から叩かれる立場ではありませんので、苦手なものを克服するのに時間を費やすくらいなら、長所を伸ばして成果が出るようにしたほうが本人もやる気が出るし、組織にとってもいいのですね。

サッカーで、ディフェンスの選手にフォワードをさせても、なかなか点が取れませんから、ディフェンスに集中してもらうほうがいいのです。

しかし、組織における幹部やリーダーとなると話は別です。

よく聞く話ですが、国会議員が、大臣になると急にスキャンダルを暴露されて、毎日のように報道されたり、国会答弁で四苦八苦している姿をよく見かけます。場合によっては大臣の更迭、辞任もあります。

師匠は、これを航空機を例にして説明してくださっています。

航空機は、地上では小さな傷があってもまったく問題がないのに、いざ離陸して1万メートルの上空に至ると、小さな傷からクラックが走り、アッという間に墜落してしまいます。

すなわち、偉くなって上に上がれば上がるほど、様々な圧力がかかり、欠点があるとそれが引き金になって落ちていく。

もしもあなたが上に上がりたい、出世したいと考えているなら、今のうちに欠点をなくしておいた方がいいと思います。

せっかく努力して、やっとの思いで登ってきた階段を、つまらないことで転げ落ちるのは、もったいないですからね。

 

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2020年5月21日 (木)

762.「なるほど!」では使えない

テレビを見たり、人の話を聞いて、「なるほど!」ということがよくあります。

しかし、せっかく「なるほど」と思っても、それを行動に移す人は少ないし、行動に移しても続ける人は更に少なくなってしまいます。

どうしてかというと、それはまだ単なる「知識」でしかないからです。

行動に移し、それを続けるためには、「知識」が「胆識(たんしき)」のレベルになっていなければなりません。

しかも「胆識」の前には「見識(けんしき)」という段階があって、「見識」は単なる「知識」ではなく、何を質問されても的確に答えられる、いわゆる本質がよく理解できている状態をいいます。

「知識」(単なる知っているだけのレベル) → 「見識」(よく理解しているレベル) → 「胆識」(実際につかえるレベル)

ということは、人の話を聞いて「なるほど!」ではなく、「その通り」とごくごく当たり前の状態になっていなければ、実践はほど遠いのです。

でも、せっかく「なるほど」と思ったのですから、それはあなたにとって有益なことだと思います。だから実践に移さなければもったいないのですね。

「なるほど」と思ったら、まず忘れないように手帳(メモ)に書く、もしくはスマホに入力しておく。

そしてそのままにしないで、再度読み返してまとめたり、前ブログの「チェック表」にその項目を書き加えるなどして、実践する仕組みに移していく。

これを日々、地道に続けていれば、そのうち当たり前になっていきます。

すると「なるほど」ではなく、「その通り」となるのですね。

師匠の「血肉化しなければ意味がない」とはこういうことなのです。

 

 

 

 

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2020年5月14日 (木)

761.チェック表をつける

私は自分の行動、努力の見える化のツールとして「チェック表」を利用しています。

もう10年、いや20年はつかっています。

「よし、これをやろう!」とせっかく良いことを思いついて始めても、なかなか続かないものです。

多くの人がこの「続かない」を経験しているはずです。

私の場合、決めたことを続けなければ、それまでのウダツの上がらない情けない人生を変えることができなかったので、「何とかせねば!」との強い思いで「チェック表」をつけるようにしました。

ただ、実行したら   ☑ をつけるだけです。

毎日つけている「チェック表」を見て、☑ がついてないと気持ちが悪いですよね(笑)。

今ではチェック項目が毎日25個くらいあって、日によってできないものもありますが、またすぐ次の日には実行するようにしています。

こんな簡単で甘いやり方でも、10年、20年と続けていれば、それぞれのチェック項目が自然と習慣になって、少しは力がついて成果が出てくるものです。

「チェック表」というとても単純な仕組みですが、けっして侮れないです。

 

 

 

 

 

 

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2020年5月 7日 (木)

760.休憩を上手につかう

昨日までのGW、皆さんは新型コロナ感染拡大防止による自宅待機要請で、ご自宅で過ごされたことと思います。

さて、師匠の経営塾でお世話になって、生まれて初めて教わった言葉があります。

「休日はない、休憩はある」です。

初めて聞いたときはこの言葉の意味がよくわかりませんでしたが、次の意味であることを知りました。

「休日」とは丸一日のお休みで、「休憩」は午前中や午後の2時間など一日の中の一部を休むこと。

要するに、「丸一日のお休みはないけど、部分部分のお休みはある」ということですね。

さて、これをどう経営に役立てるか・・・。

まさに、私にとって、これが仕事が忙しい中でも家族と過ごす有効な方法でした。

師匠の教えは、まずは「誰にも負けないようにがんばりなさい」という教えですから、土日でも祝祭日でも休まずがんばるわけです。

すると、家族と過ごす時間がほとんどありませんから、家庭の平和を保つことが難しくなります。

そこで有効なのが、この方法だったのです。

日曜日の午前中に家族と買い物に行ったり、自分の用事を済ませます。そして午後から深夜まで仕事をする。

平日の早朝5時から1時間ほど子どもと遊んでから、仕事に出掛ける。

土日祭日のどこかで、たまには早く帰って家族と夕飯を食べる。

私は、この「休憩」を使って年間5000時間就労を13年やってきましたから、この方法の有効性がよくわかります。

「仕事が忙しくて家族と過ごせない」という人は、この「休憩」を上手に使ってみるといいかもしれません。

私の経験上、仕事もしっかりできますし、家庭も平和に保てます。

 

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2020年3月19日 (木)

753.頼まれごとが多くなるように生きる

頼まれごとが多いと「なぜ自分だけが」という感情が湧いて、損した気分になりませんか?

私も若いときから「おーい、村田君」とよく呼ばれ、様々なことを頼まれてきました。

30代の後半までは人生の法則など知りませんから、「頼まれやすい人間が頼まれてしまうのだなあ・・・」と、貧乏くじを引かされた気分で、いつもストレスを感じていました。

でも、そうではありませんでした。

人相がよくないと、頼まれません。

性格がよくないと、頼まれません。

能力がないと、頼まれません。

責任感がないと、頼まれません。

いい加減な人間ですと、頼まれません。

文句ばかり言ってると、頼まれません。

結局、私は周囲の人よりも様々なことを頼まれたお陰で、より多くのチャンスが与えられ、じわじわと力と信用がつき、そして信頼を与えられていきました。

頼まれごとは、けっして「貧乏くじ」なんかではなく「富くじ」なのでした。

人から頼まれること、それは幸せになっていく前兆なのですね。

 

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2020年3月 5日 (木)

751.リスクへの対応

現在、新型コロナウイルスによるリスクが世界の脅威になっていますが、私たちはこのようなリスクに対してどのように対処したらよいのでしょうか。

一般的に、「経営におけるリスク」への対処は以下のとおりですが、これらを今回のリスクにどう応用して向き合えばよいのか、しっかり考えることが大事です。

①リスク回避

そもそも、その仕事はやらない、その会社、業界とは取引しない、その地域では活動しない、などの完全な回避、断絶です。リスクはほぼなくなります。

→ そこへ行かない、会わない、接触しない、外出しないなど

②リスク軽減

分散、低減、多角化ともいいますが、一社でなく数社と取引きする、一つだけでなく他の方法でリスクを分散させる。

→ マスク着用、手洗い、うがい、免疫を高める瞑想法など、今後は予防ワクチンも

③リスク移転

転換ともいいますが、リスクに遭遇したら保険などで補填する

→ 安全確実な治療方法や、信頼できる医療機関を確保しておくなど

④リスク受入

引当金や潤沢な内部留保でリスクを受入れる

→ 罹ったら仕方ないと覚悟して受入れ、貯めておいたお金で治療したり諸々の処置をする 

⑤リスク放置

まったく何もしないでリスクを放置する

→ かかった時に初めて考えて対応する

上記⑤以外から、そのリスクの内容や程度に応じて、1つだけでなく、いくつかの対応で、できうる限りの安心安全な対処を確実に取ることが大事ではないかと思います。

 

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