2024年10月 3日 (木)

990.師匠のお墓参り

9月2日に師匠のお墓参りに行ってきました。

本来であれば命日である8月24日に馳せ参じるところですが、同日に開催された台湾での「稲盛和夫哲学国際フォーラム」に講師としてお招きいただき、師匠の哲学の継承のためにはとても大事なことであると思い、帰国後の日曜日(9/1)にお参りすることにしました。

ところが、長く停滞した台風の影響で新幹線が9月1日まで動かず、結局、運転再開した翌日月曜日にお休みをいただいて行ってきました。

今年7月の時点では、まだ師匠のお墓ができていないことは承知していましたので、お寺本堂内のお位牌に手を合わせて帰ってくるつもりでした。

ところが、師匠のお墓があるではないですか・・・。

墓石には白い布が巻かれており、正式には公開されていない様子でしたが、薄い布ですので、よく見ると墓石に刻まれた文字を確認することができました。

そこには「敬天愛人」の文字、後ろ側には「謙虚にして驕らず さらに努力を」と彫られていました。

お昼休みの時間を過ぎたころ、お墓から帰ろうとしたところにちょうど石材店の軽トラックが入ってきましたので、そのあと白い布を外したのかもしれません。

お墓まで送ってくださったタクシーの運転手さんによると、新幹線が運休していた間も台風の影響はほとんどなく拍子抜けしたそうなので、ここ数日はお墓の工事は進められていたと考えられます。

すると、こうして出来上がったばかりの師匠の墓石にお参りできたのは、私が最初だったかもしれません。

師匠が、「まだ墓石ができてないから、台湾に行って、新幹線が動き出してから来なさい」と導いてくださったのだと、勝手ながら感謝に念に浸っております。合掌

(2024年9月21日、師匠の顕彰碑の除幕式が行われたそうです。私が墓石だと思っていたものはこの顕彰碑のようです。)

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2024年9月26日 (木)

989.健康法の補足

前ブログで「自分なりの健康法を確立する」を書きましたが、補足させていただきます。

私なりの健康法を長年実行してきた結果、還暦を過ぎても、おかげさまで健康診断で悪いところはありません。

さて、食べたほうがいい「マゴワヤサシイ」は、以前もたぶん書いていますが「マ・豆、ゴ・胡麻、ワ・ワカメ海藻、ヤ・野菜、サ・魚、シ・椎茸キノコ、イ・芋類」になります。

逆に食べないほうがいい「オカーサンヤスメ」は、「オ・オムレツ、カ・カレー、サン・サンドイッチ、ヤ・焼きそば、ス・スパゲティ、メ・麺類」です。

どちらにも肉は出てきませんが、適度に食べればいいようです。私は焼肉やステーキが好きですからよく食べます。体に良くないというラーメンやカレーなども、食べ過ぎないようにバランスよく上手に食べています。

1000冊くらい読んだ本のうち健康に関する本が現時点でちょうど70冊ですが、ガン、病気、腰痛、睡眠、ストレッチ、運動、瞑想、薬、食事、免疫、血液、脳、コロナ、水、塩など、多岐にわたる健康に関連する本を読んできましたので、健康に関する見識も高まりました。

師匠が「誰にも負けない努力は健康の秘訣」とおっしゃるように、長時間労働も健康を害すどころか、健康のためになっています。

「誰にも負けない努力」をするには、仕事に対して前向きでないとできませんから、お客さまから喜ばれるように使命感や志を感じる仕事の内容に変えてきました。

お客さまや世間から、喜ばれ、感謝されることが多くなれば、仕事へのストレスは大幅に軽減され、健康のもとである免疫を保つことができるのです。

 

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2024年9月19日 (木)

988.自分なりの健康法を確立する

健康は、誰にとっても大切な幸せの条件の一つであり、特に経営者にとっては外してはならない必須項目になります。

そこで私は、健康に関する本を70冊ほど読んできましたし、経営塾の先輩方から睡眠法や食事法などを教えていただきました。また師匠からは心が一番大事だと教わっています。

その結果として、健康のための要素は、心、食事、運動の3つであり、もっとも大事なものが心だと捉えています。

師匠曰く「どんなに食事や運動に気をつけてダイエットしても痩せないのに、心をやられてしまうと一発で痩せる。だから心が一番大事」

また、斎藤一人さんも健康における心、食事、運動の割合は、心70%、食事15%、運動15%くらいだとおっしゃっています。

私は、これらを総合して自分なりの健康法を確立してきました。

(1)心

瞑想法として、白隠禅師の「二念を継がず」

呼吸法として、中村天風さんの「クンバハカ」を1日3セット

因果の真理を学び、災難が起きることの意味を理解してストレスそのものをなくす

(2)食事

食事回数は、基本は1日2食で、3日に1日1食、5日に1日3食

食事内容は、腸が好むマゴワヤサシイを中心とし、オカーサンヤスメは食べ過ぎない

(3)運動

毎朝ストレッチ17種 開脚をして胸を床につけるなど 

毎日軽い運動6種 腕立て、腹筋、スクワット、体幹など

なるべく、歩き、階段をつかう

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2020年10月15日 (木)

783.健康はつくるもの

お陰様で、このコロナ禍において、社員一同、毎日健康に過ごさせていただいております。本当にありがたいことだと思います。

これも、たまたま健康なのではなく、健康でいられる原因づくりができているのだと思います。

さて、この自然界は、すべてが「原因と結果の法則」で成り立っていますから、健康であるという結果も、その原因で決まるはずです。

世の中には、たくさんの健康に関する考え方や健康法が溢れていますが、いったい何が本当に正しいのでしょうか・・・。

体に善いからと玄米やヨーグルトなどを毎日食べているのに病気がちな人がいたり、ジムに通ったりジョギングをしているのに不健康な人もいます。

健康のために何が本当に善いのかがわからなければ、その努力と時間、お金が無駄になってしまいますよね。

健康に関する本を40冊くらい読み、いろんな識者のアドバイスも参考にして、自分なりにいろいろ試して健康を保ってきた私(まもなく58歳)の勝手な健康のためのポイントですが、 ①心のあり方、②食べ方、③運動など の3つだと捉えています。

ちなみに、私は今まで健康診断を受けても悪いところがなく、風邪も滅多にひきません。薬も飲まないし、病院にも行きません。インフルエンザが流行っても予防注射も打たないしマスクもしませんが、どういうわけか罹らないのです。

①心が安定していないと免疫が下がって病気に罹りやすくなります。せっかく体に善いものを食べて、運動をしていても、心が健康でないと病気になります。ストレスを感じない考え方やストレスを“消す”方法を修得することも大事です。(ストレスは抑えるのではなく“消す”です)

②本当に体に善いもの(マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ)を中心に、必要な量だけ食べます。体に善くないのを食べてもまったく構いませんが、食べ過ぎると血液や細胞が汚れて健康を害します。また善いものでも必要以上に食べると太って免疫が下がり、病気に罹りやすくなりますから要注意です。また、空腹状態をつくると免疫が上がりますから、たまに食事を抜いてみると効果は大きいですね。

③体は使わないと退化して体調を崩す原因になります。なるべく歩いて、スクワットやストレッチなど体に必要な運動を定期的にやります。またヘソの下(丹田)に気を込める深呼吸は免疫を上げる効果は計り知れません。

以上、参考になればと思います。

 

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2020年7月23日 (木)

771.健康とは、体に感謝すること

「自利利他(じりりた)」という仏教の思想では、自分の心(真我)以外はすべて他人という考え方をします。

ですから「自利利他」の「自」は自分の心だけで、それ以外は自分の体も含めてすべて「他」になります。

すると、自分の体は他人ですから、自分の好き勝手にすると失礼なのですね。

自分の体は、自分の心を入れてくれている大事な入れ物であり、毎日、寝ているときも一瞬も休まず呼吸したり、心臓を動かしたり、消化をしたり、自分を生かしてくれているありがたいものなのです。

しかも、体に異常が発生すると、熱を出したり、痛みやかゆみで教えてくれて、しかも治してくれます。

内臓も同じです。不要なものが入ると、吐いたり下痢をして体の外に出してくれます。

こんなに、自分のために無休、しかも無給で働いてくれる体に感謝しないと罰が当たるのです。

皆さんは、こんな健気な自分の体に感謝して、自分の体を大切にしなくてはという気もちになりませんか?

自分の好きなモノばかり食べないで体が喜ぶものを食べようとか、たまには食事を抜いて胃腸を休ませてあげようとか、たまには歩いて運動不足の足を動かしてあげようとか、大事な血を汚す有害な喫煙は控えようとか・・・。

要するに、体への感謝に気づけば、自然と健康になっていくはずなのですね。

 

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2020年7月 2日 (木)

768.免疫を上げてウイルスと共生する

世界での新型コロナウイルスの感染者が1000万人を超え、死者も50万人を超えました。

世界の人口が77億人と言われていますので、感染者の割合が0.13%、死者の割合は0.006%になります。

逆に言うと、世界の99.87%の人が感染しておらず、99.99%の人が亡くなっていません。

感染しない人がいる、死亡しない人がいるということは、その要因があるのですが、それが人間にもともと備わっている免疫です。

この免疫で、人類は何十万年も絶えることなく生き残ってきました。

免疫が下がると感染しやすく、免疫が上がると感染しにくい、もしくは感染しない。

ウイルスは今後も死滅しないようですから、ただただ逃げまわりつづけるわけにはいきません。免疫を上げて感染しない体をつくり、ウイルスと共生しながら生きていくことが賢明なのだと思います。

過去にも免疫について書いていますが、改めて、簡単に確認しておきたいと思います。

・怒ったり、イライラしたり、心配したり、ストレスがあると免疫が一気に下がるので、瞑想したり、楽しいことをしてストレスを解消する

・因果の法則の勉強をし、エゴを減らして、ストレスが発生しないようにする

・食べ過ぎ、過度の飲酒などは免疫が下がるので、一日2食以内にしたり、空腹の時間をつくって免疫を上げる

・マゴワヤサシイを中心にバランスよく食べる (マ(まめ類)、ゴ(ごま)、ワ(わかめ海藻)、ヤ(やさい)、サ(さかな)、シ(しいたけキノコ類)、イ(イモ類)、もちろん肉も食べます)

・納豆、味噌、漬物などの発酵食品を摂る

・運動不足や歩かないと免疫が下がるので、エレベーターでなく階段を利用して、歩く

・温浴で体温を上げる

・煙草をやめる

・良質の睡眠をとる

私のように還暦近くになると、20代の免疫の20%くらいまで落ちているそうです。

毎日の積み重ねが大事ですから、今まで通り、コツコツと免疫を保っていきたいと思います。

 

 

 

 

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2019年8月22日 (木)

723.一日一食を考えなおす

私はウィークデイの多くを夕食だけの一日一食で過ごすことを習慣にして、もうしばらく経ちます。

そのうえ、ストレッチや腕立て伏せなどのトレーニングも少々やっているので痩せているのですね。

いえ、痩せているというか、太らないのですね(苦笑)。

一日一食は、健康を保つ目的はもちろん、睡眠時間を少なくして一日の稼働時間を増やして競争相手に負けないようにするという大事な目的もあります。

私はこの一日一食を実践するために、社員と交わしている「社員との約束」の項目の中に「3日に1日以上は、一日一食で過ごします」と謳って、自分を逃がさないようにしてきました。

ところが、先月7月初めに中国に出張したとき、重慶の呉先生から「もっと食べて太りなさい」とご指導いただきました。

痩せているので、周りの人を心配させてしまうというのですね。

私は利他行を心がけていますから、人に心配させるのは本意ではありません。

そこで反省して、妻に夕食のご飯が残ったときは翌朝にお握りを1個作ってもらって食べるようにしました。

たまには昼食も食べるよう心がけています。

お蔭さまで2キロほど体重が増えました。

今年は既に127日を一食で過ごしてきましたので、1年の3分の1以上という目標は達成しています。

ですから年末まで心置きなく食べて、健康を保ちながら体重を増やしていこうと思います。

 

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2017年12月 7日 (木)

634.身体は古くなる

先日、業界団体の親睦ソフトボール大会がありました。

主催者の役員なので1回だけ打席に立ちましたが、自分ではいつまでも若いつもりでいるのに若いときのように身体が動かないのですね(苦笑)。

私と同世代の皆さんもまったく同じで、もはやプレーを危なっかしくて見てられないのです。どうか怪我をしませんようにと祈るばかりでした。

どうも我々は身体が古くなることをあまり認識していないようです。

「いや、そんなことわかってる」と思っていても、身体が古くなることをはっきり認識して毎日を過ごしている人は少ないのですね。

人間は、身体と、頭と、心でできていますから、身体のケア、頭のケア、心のケアが必要です。

頭は使っていれば衰えないし、使えば使うほどシナプスが繋がって脳の働きが向上するようにできています。

心も、明るく前向きで、夢や希望を抱いていれば、いつまでも若々しくいることができます。

しかし身体は歳をとるにしたがってだんだん古くなり、老いを遅めることはできても止めることはできません。

50代の身体は40代にはなっても、さすがに20代、30代にはならないのですね。

残念ながら、取り替えもできません。

「身体は古くなる」を十分に理解して、50代、60代、70代になっても、身体の手入れをしっかりしながら、いつまでも使ってあげることが大事ですね。

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2017年11月30日 (木)

633.一日一食

最近、一日一食で過ごす人が増えているようです。

一日一食を勧める本もたくさん出ていますから、その影響もあるのでしょう。

私もしばらく3日に1日は一食で過ごすようにしていますが、だんだん慣れてしまって、最近では平均して3日に2日くらいは一食で過ごすようになっています。

26日に千秋楽を迎えた大相撲九州場所で前人未到の40回目の優勝を果たした横綱白鵬関も一食で過ごす日があるそうですね。

太るのが仕事のお相撲さんがやるのですから、きっとよほどの効果があるのですね。

一日一食について、周囲の皆さんから 「よくお腹が空かないね」と決まって言われますが、人間ですから当然お腹は空きます。

でも敢えてやるには以下のような様々な効果や副産物があるのです。

①病気になりにくい、②治療費がかからない、③病院で待つ時間が不要

④内臓が休まる、⑤眠くなりにくい、⑥睡眠時間が少なく済む、⑦時間が浮いて活動時間が増える

⑧頭がスッキリする、⑨仕事や勉強がはかどる

⑩太らない、⑪足腰への負担が少ないので怪我や病気をしにくい、⑫いつまでも洋服が着れる

⑬食事代や食事の時間がかからない、⑭老けない、

⑮食べなくてもイライラしなくなる など

このように善いことずくめで、逆に悪いことはあまりないのですね。

強いて言えば、お腹が空いて気持ちが集中できないとか、イライラすることで免疫力が低下する人がいるかもしれません。

痩せてしまうという人がいますが、やってみればわかりますが、そう簡単には痩せませんからそれは心配無用です。

また、食べないと元気が出ない、頭が働かないという人もいますが、そう思っているからそうなるだけで本当はあまり影響がないのかもしれません。食事をしない私の方が元気で頭が働いていますからね(笑)。

ちなみに、お腹がペコペコのとき、虎に追いかけられて「元気が出ないから」と逃げない人なんてたぶんいませんよね。

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2017年3月30日 (木)

598.空腹は健康の呼び水

人間は何も食べないと死んでしまいますから、それを教えるようにちゃんとお腹が空くようになっているようです。

九九にもじって「5・5・25(ごごにじゅうご)」という言葉があって、これは5分空気を吸わないと死に、5日水を飲まないと死に、25日食べないと死ぬのだそうです。

これは医学的根拠や、遭難して何日も経ってから救出された実例などからの数字だと思いますが、人間はかなり丈夫にできていて、そうとう長い期間、何も食べなくても生き続けることができるのですね。

ちなみに自然界の動物は自分の生命を維持するためにお腹が空いたら獲物を捕まえて食べますが、ライオンはお腹が空いていなければ目の前のシマウマを襲うことはありません。

さて人類の歴史は二十万年とか言われていますが、大昔は食べるものがなかったので空腹の時代、飢餓の時代が長かったのですね。

動物や魚などを捕まえなければ食べられませんし、木の実や植物が生息していなければ食べられなかったのです。

それでも何万年も人類は生き抜いてきたのですね。

その長い年月を経て、人類は食べなくても生きられるようにと、お腹が空くと身体が活性化して身体の悪いところを自然と治し、またいつでも獲物を捕まえられる体制を整えていったのです。

それでお腹が空くと健康になるのですね。

逆に、常に胃に食べ物が入っていると、獲物を獲らなくてもいいという指令が脳にいって、糖尿病で目が見えなくなったり、足が壊死して動けなくなってしまうのです。

なるほど健康のためには空腹の方がいいようですね。

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