976.正しいお金の考え方95 【目標の立て方など】(7)意志と実行力の考課表が決算書
経営をすると必ず一年に一回、決算書をつくります。
それは法律で決まっているからですね。
さらに、毎月試算表をつくっている会社もあります。在庫などを計上して月次で業績が見えるようにしているのですね。
これが月次決算書です。
この年次決算書、月次決算書は、何のためにつくるのでしょうか?
その真の目的は、法律で決まっているから、税務署があるからではなく、自分の経営の業績、状況を見るためです。
自分の経営がどうなっているのか、どこが良くて、どこが悪いのか・・・。
要するに、決算書には、経営者がどう考えてどう動いたかという結果が載っているのですね。
師匠は、決算書がなければ自分がどこに向かっていて、今後どう動いていいのかわからんと言います。
経営者である自分がどうしたいのかという「意志」、またそこに向かって自分がどう動いたかという「実行力」が、決算書を見るとわかるのです。
だから師匠は、「決算書は、経営者の意志と実行力の考課表である」とおっしゃるのです。