954.「誰にも負けない努力」をしている人はほとんどいないからチャンスである
師匠から「誰にも負けない努力」をしなさいとご指導いただき、素直にやってきましたが、気づいたことがありました。
世の中には「誰にも負けない努力」をしている人が、ほとんどいないということです。
一生懸命に頑張っている人はたくさんいても、「誰にも負けない努力」をしている人はなかなかいないのですね。
これは意外であり、うれしい気づきでした。
師匠は創業したとき、「プロのマラソン選手が100mを走る速さよりも、自分たち素人が走る100m走の方が遅い、だから自分たち素人は全速力で走らないとプロに置いていかれてしまう」と思ったそうです。
だから必死に走った(頑張った)のですね。
でも気づくと、周りの会社は実はそこまで頑張っておらず、自分のような小さな会社でも証券市場の二部上場の可能性が見えてきた。
すると俄然やる気が湧いてきて、さらに頑張って二部上場を果たし、さらに頑張って一部上場も果たした。
そして遂には、アメリカニューヨーク証券市場にも上場してしまった。
このように必死に頑張ってみると、周囲の会社、周囲の人は、それほど頑張っていないことに気づくのですね。
実は、ここに多大なチャンスがあるのです。
能力があるとかないとか、ではないのです。