788.性格がそのまま行動に出る
世の中の人々は、毎日それぞれの行動をしていますが、その行動はみな違います。
どうして皆さんの行動は違うのでしょうか?
それは、それぞれの考え方や思いが違うからですね。心の中が違うわけです。
人は、自分が考えたように動き、自分が思ったように行動します。
無意識に行動することもありますが、それも、その人の心の中にあるもの、すなわちその人のそれまでの考えや思いが潜在意識に蓄積されていて、それが行動として表れてくるわけですから、結局はそれも考えや思いということになります。
この考え方や思いは、心そのものであり、その人の性格でもあります。
人間の心は一人ひとり違いますから、性格も違うのです。だから行動も違うのですね。
双子のそっくりさんも、性格が同じでなければ行動が違うのです。
このように、人間の性格は行動に表れるのですね。
師匠も、会社経営は社長の性格のままになるといいます。
粗雑な人は粗雑な経営、緻密な人は緻密な経営、優しい人は優しい経営、冷酷な人は冷酷な経営になるといいます。
だから経営を見ればその経営者の性格がわかるのですね。
そして、性格は行動だけでなく、人相に表れます。
心がきれいな人はいい人相、暗い人は暗い人相、明るい人は明るい人相になります。
心の中は見えないから、どんなことを考えても、また思っても大丈夫だという人がいますが、そうではないのですね。
あなたの性格は、自分でも気づかないうちに行動と人相に表れているのです。
だからこそ、師匠は「心を高めなさい」とおっしゃっているのだと思います。
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