« 680.妻に感謝 | トップページ | 682.一生懸命がんばる社員を叱れるか? »

2018年11月 1日 (木)

681.社員を育てるに担雪埋井

これは日本で最も大きな会計人集団の創始者である飯塚毅初代名誉会長がおっしゃった言葉の引用です。

飯塚先生は「人を育てるに担雪埋井」とおっしゃいましたが、人を育てることは「担雪埋井(たんせつまいせい)」そのものだなあということですね。

「担雪埋井」とは、雪を担いでその雪を井戸の中に入れても、雪はすぐに溶けてしまい井戸はなかなか埋まらないということです。

育てても、育てても、人はなかなか育たないということですね。

社員を真剣に育てたことがある人なら、深く納得されると思います。

子どもではなく、生徒ではなく、後輩ではなく、あくまでも社員です。

何が違うかというと、社員には給料や賞与というお金を仕事の対価という名目で払いますが、子ども、生徒、後輩には払いません。

私にとって社員を育てることは、子ども、生徒、後輩を育てることよりも難易度が高いのです。

実際、私には成人した子供が二人いますし、職員研修で長い間研修生を育ててきました。また学校時代も社会人になっても常に後輩がいますから私なりの指導をしてきています。

いろんな立場の人を育てた経験からですが、私の場合、子どもや研修生、後輩の方が楽でしたね。

子どもは自分の子ですから育てるのは当たり前。

研修生、後輩は、その人に給料を払うわけではありませんし、その人の人生に責任もありませんから、なかなか育たなくても腹は立ちません。

しかし、自分の会社の社員となると責任がありますし、うちの社員は単なる一社員ではなく、その人間の人生まで本気で考えて雇用していますから、まさに真剣勝負なのですね。

5年、10年経ってもなかなか育たない社員を見て、「ああ、担雪埋井だなあ」としみじみ思うわけです。

本当に人を育てようと思うなら、どうか「担雪埋井」という覚悟をもって育ててみてください。

|

« 680.妻に感謝 | トップページ | 682.一生懸命がんばる社員を叱れるか? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 681.社員を育てるに担雪埋井:

« 680.妻に感謝 | トップページ | 682.一生懸命がんばる社員を叱れるか? »