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2018年5月17日 (木)

657.何ごとも善意で捉える

「あいつはバカだよ」と言われるくらい善意で捉える方がいいと、師匠はいいます。

普通は、馬鹿にされまい、騙されまいと、疑ってかかり、反発、対抗してしまうことが多いのですが、そうでなく、できれば善意で捉えなさいと言うのですね。

もちろん馬鹿にされようということではなく、そのくらいの素直さも必要なんだということですね。

師匠が大絶賛する日本を代表する偉人の一人に二宮金次郎(尊徳)さんがいますが、早くに親を亡くして伯父さんの家に預けられ、伯父さんの仕事を手伝いながら育ててもらいました。

勉学が好きだった金次郎は、夜中に伯父さんの家の菜種油に火を灯して本を読んでいたのですが、「お前が勉強する必要はない、俺のもとで働いていればいいんだ」と伯父さんからきつく叱られ、「伯父さんの言うとおりだ、申し訳なかった」と素直に謝りました。

そこで仕事の休憩時間に荒れ地を耕して菜種を育て、その菜種を油屋にもって行って油に交換してもらいました。

この油は自分のものなのだから使っていいだろうと、また夜中に本を読んでいたら、またしても伯父さんに怒られました。

「俺に食べさせてもらっているのだから、お前の休憩時間も俺のものだ。その時間に作った菜種も俺のものだ」と言われ、今回も「伯父さんの言うとおりだ」と素直に謝りました。

そこで昼間、荷物を背負って運んでいるときなら、ちゃんと仕事をしているのだから本を読んでもいいだろうと、薪を背負って歩きながら本を読むという、全国の小学校にあるあの二宮金次郎の銅像のスタイルになったのですね。

流石に伯父さんも、仕事をしっかりしているのですから怒らなかったようです。

これが究極の素直さですが、我々凡人にはなかなかできることではありませんね。

こうして何事も善意で捉えることができれば、金次郎さんのような物心ともに豊かで素晴らしい人生を送ることができるのですね。

私も金次郎さんの真似をして、厳しいことを言われても善意で捉える訓練をしていこうと思います。

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