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2018年4月 5日 (木)

651.ついてこれるように育てる

4月は年度初めで新社会人スタートの季節です。

新社会人の皆さんは希望を抱いてスタートを切るのですが、みんながみんな思うように成長していくわけではなく、いろんな壁にぶち当たって、多くの人がせっかく入った会社を去っていくようです。

新社会人もそうですが、人はなかなか育たないものなのですね。

師匠はこういうことがよくわかっているので、社員がついてこれるように利他の心(愛情)を注いでいきます。

仕事力と人間力の両方を身に着けさせようと、実践を通して育成していくのですね。

仕事力の方は基本的な業務であれば3年も必死にやれば誰でもできるようになりますが、いわゆる本当の一人前になるには少なくとも10年はかかります。

10年小僧というのはそういう意味ですね。

しかし、人間力の方は10年経ってもなかなか身につかず、人間力教育は延々とつづくのです。

するとだんだん育てるのが嫌になってしまい、終いには腹が立って社員を怒り散らし、社員が居つかなくなってしまうのですね。

師匠からせっかく人生の哲理を教わっても、なかなか社員には伝わらず歯がゆい思いをするのです。

そういう僕らに対し、師匠は「そんなに焦らんで、ついてこれるように育てなさい」と言われます。

社員のレベルに合わせ、社員がわかるように、熱意を込めて、社員がわかるまで教えなさいと言われるのです。

登山をして自分一人だけがぐいぐい登っていってもついてこれない者が出てきます。そのときは待ってあげたり、降りていって荷物を持ってあげたり、手を引いてあげる。

これはたまにはできても、ずっととなると、なかなかできることではありませんね。

でもこれが師匠のやり方なのですね。

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