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2018年1月11日 (木)

639.働くことは精神修養の一つ

精神修養のために座禅や瞑想をする人がいます。

中には、滝に打たれたり、荒行をする人もいます。

私も28歳ころから3年ほど、毎週日曜日の朝6時から曹洞宗のお寺に通って座禅をしていました。

税理士試験本番が近づいて浮き足立ってきた心を持っていかれないようにしたかったのですね。周りに振り回されない不動の心をつくりたかったのです。

スポーツ選手も、結果が出せなくて悩み、強い心をつくろうと修養している人も多くいると思います。

みんな、心をつくる、心を鍛える、心を高めるためにやっているのですね。

心が高まれば、余裕が出て周りに振り回されなくなりますから強い心が手に入ります。

逆に心が弱いために、病気になってしまう人、大事なときに動揺して失敗してしまう人、問題から逃げてしまう人など、心の影響ってとても大きいのです。

その心を鍛える修業の中に、実は「働くこと」があると師匠から教わっています。

「働くこと」は、単に生活の糧を得るためだけでなく、心を鍛える、心を高める効果があったのですね。

日本を代表する人物の一人である二宮尊徳(金治郎)さんは、鍬一本、鋤一本で毎日朝早くから夜遅くまで一生懸命に働くことで素晴らしい心をつくり、江戸幕府に登用されるまでの大人物になっていったのです。

働いて成功しようと思えば、当然、一生懸命やらなければ成果は出ませんし、周りも認めてはくれません。

自分勝手にやっても上手くいかないことは、皆さんもよくご承知のとおりですね。

物ごとは周りの協力があってはじめて上手くいくのであって、周囲の人と友好的な関係が築けなければ成就しないのです。

また一心不乱に働いていると自分勝手なことを考えている暇などありませんから、利己的な心が自然と削られて、結果として心が高まっていくのですね。

一生懸命に働くこと、それは座禅などの修養と同じように、心をつくり、人間をつくっていくのです。

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