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2017年10月12日 (木)

626.一見、みんな正しい

ある会社で、男性である課長が母親の介護があるため、夕方定時で退社して親の面倒を看ました。

しかし、その日は課内での人間関係の問題がエスカレートして揉めており、夜遅くまで女性社員みんなでけんけん諤々と議論していました。その課は全員が女性です。

翌日、その課長は「揉めてるのに帰るとはリーダーとしておかしい」とみんなから責められました。

ちなみに、課長の親が介護状態であることは課の全員が知っていることで、会社もそれを承知で課長を任せていました。

さて誰が悪いのでしょうか?

課長としては、会社や課のみんなの承認を受けているし、親の介護は待ったなしなので、自分は正しいと思っています。

かたや、課のみんなにとっては課の収拾がつかなくて困っているので、リーダーとしての責任を追及することは正しいと思っています。

どちらも、一見、正しいのです。

しかし、それは自分の立場、自分の都合で正しいのであって、相手にとっては正しくないのですね。

「真の正しさ」とは、どちらにとっても正しい普遍的な正しさをいうのです。

世の中では、こういう揉めごとが山ほどあります。

今回の場合、課長は「揉めている最中に申し訳ない、親の介護をしてすぐに戻ってくるので行かせてほしい」とみんなの承認を受けて一旦退社し、介護が終わったら戻って解決に向けて全力を尽くす。

みんなは、課長の立場で考えて介護に行かせてあげ、課長が戻るまでの間、お互いの立場や都合を考えながら問題収拾に向けて建設的な意見交換をする。

こうすれば、どちらも正しいと思いませんか?

これを真の「和」というのですね。

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