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2017年5月11日 (木)

604.「むしる」という愛情

前回のブログNo.603「さらけ出すと楽になる」を自らできない人に、周りからさらけ出させてあげるという方法です。

これが「むしる」という師匠の教えですね。

自分をさらけ出すことはとても勇気のいることですから、普通はなかなかできることではありません。

そこでその本人がさらけ出せないことに敢えて言及していき、それを一つ一つさらけ出させていくのですね。そして丸裸にしてあげるのです。

師匠はこれを「心のパンツまで脱がせる」という面白い表現をされます。

これが一枚一枚むしっていく、いわゆる「むしる」です。

例えば東大や早稲田大などの一流大学を出た新人がいるとしましょう。そしてその新人が俺は二流三流大学とは違うんだという、自負でなく見栄をもっていたとしますね。

すると、できる振り、優秀な振りをしたりします。

しかし経験がなければ、たまたまできることはあってもコンスタントに結果を出すことは難しいですね。ましてや二流三流大学なら尚更のことです。

それを愛情をもって解らせてあげて、気持ちを楽にしてあげるのです。

敢えていいますがこれはイジメではありません。解らせて心を自由にしてあげる、心を楽にしてあげる愛情なのですね。

だって家族や仲のいい友だちだったら、さらけ出しても気にしませんからね。

でないとつまらない見栄が邪魔をして、自分を繕いながら不要な背伸びをして振る舞ったりしますから、成長の効率も悪いし、無駄な行動、失敗も多くなります。

我が子のように、「知らないことは恥じゃない、できないことは恥じゃない、やろうとしないことが恥だ」と教えて安心させてあげて、成長へと導いてあげるのですね。

ただし、普通はこんなことをすると嫌われますから、それを敢えてやってあげようなんて真の愛情、真の勇気はなかなか湧いてくるものではありません。

本当にその人の成長を祈ってあげるのであれば、人間力と仕事力を身につけて、むしってあげる勇気を養っていくのが真の愛情でしょう。

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