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2017年2月 9日 (木)

591.自分が悪くなくても謝る

師匠は長い経営者人生の中で以下のような悔しくも、ありがたい経験をされています。

自社で開発した人工関節をつかったある病院での手術が成功したところ、その人工関節が国の認可を受けていないとして世間から叩かれたのです。

以前、ある部位で認可を受けた人工関節の手術が成功していたので、その病院が今度は違う部位の人工関節の提供を求めてきたのですね。

師匠の会社は部位ごとの認可だから提供できないと断りましたが、病院関係者も国の関係者も問題ないと判断して手術は行われたのです。

いざ大きな問題になると病院関係者も国の関係者も一切口を開きませんでした。

師匠は製造会社のトップとして記者会見で我が社が悪いと潔く謝罪しました。もちろん病院関係者と国の関係者のことは言いません。

自分が悪くないのに謝ったのですね。

流石にこの理不尽で悔しい気持ちを師匠は抑えることができず、知人の僧侶の所へ行って思いっきり愚痴文句をぶつけたそうです。

そのとき、その僧侶から、このようないわれのない災難が起こったときはあなたの過去の悪因がきれいに消えて済みになったのだという珠玉の真理を教わったのです。

悔しさから感謝への転換ですね。

相手が悪いとお互い意地でも引かないときがありますが、そんなときこそ思い切って自分から謝ってみるといいです。

悔しい思いがしますが、何故かすっきりして気持ちが落ちついたり、ものごとが好転していったりするのです。

これは家でも職場でもどこでもできますし、大きなことでも小さなことでも適用できますね。

ちょっとレベルの高い、心や人生を高める方法ですね。

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