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2017年1月12日 (木)

587.終わり方が大事である

28年間の輝かしい活動を終えた人気グループ「SMAP」が昨年末をもって解散しました。多くの惜しむ声がありましたがどうしようもないことです。

このように、組織や活動、また地位、名声、財産、そして命さえも、すべてのものに始まりがあって、必ず終わりがあるのですね。

私も、このたった一度の人生をいつか終えなければなりません。

必ず終わってしまうのであれば、せめて納得のいく終わり方をしたいものですね。

昨年、プロ野球・広島カープの黒田投手が最高の終わり方をしました。

しかし輝かしい成績を残しても晩節を汚してしまう人生もあります。

ここで中国の書物「易経(えききょう)」の「龍の話」に触れます。

龍には①「潜龍」(せんりゅう)、②「見龍」(けんりゅう)、③「飛龍」(ひりゅう)、④「亢龍」(こうりゅう)の四段階があって、この順に龍は生涯を遂げるとされます。

①「潜龍」 始めたばかりで成果がなかなか出ない下積みの辛い時代です。誰からも相手にされず地中に潜っています。

②「見龍」 少しずつ成果が出てきて、周囲から少しは存在を知られるようになってきます。

③「飛龍」 さらに実力をつけて成果も上がり、世間から注目されるようになります。

④「亢龍」 しかし永久に成果を上げつづけることはできず、徐々に衰えて生涯を遂げていきます。

この最後の「亢龍」の処し方こそが大事なのですね。

師匠のように、安定、繁栄がつづく仕組みや風土をつくり、そして潔く退いていくという格好いい終わり方ができれば最高なんですけどね。

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