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2016年5月12日 (木)

552.惜しまれて辞める

これは、会社を辞めようとしている人に私がよくアドバイスする言葉です。

職場で上手くいかず会社を辞めようとしている人は世の中にはたくさんいます。

そのまま辞めてしまえばそのときは楽ですが、決まって「できないヤツ」「変なヤツ」「使えないヤツ」「おかしなヤツ」などなど、その会社でいい印象は残りませんし、本人にも負け犬のような汚点が一生涯残ってしまいます。

そんなのイヤですよね。少なくとも私はイヤです。

だから、辞めようとしている人に「惜しまれて辞めなよ」ってアドバイスしているのです。

一昨年、ある若者が学校を卒業して就職したのに、仕事が上手くいかずに上司から叱られてばかりで、職場や上司への不平不満や文句をいつも言っていました。

それで、早く結婚して、それを理由に辞めようというのですね。

こういう人って、いっぱいいませんか。

そこで私は、「入社したばかりで辞めたら会社に迷惑がかかるし、“アイツは仕事ができない無責任なヤツ”というレッテルを一生涯貼られてしまうよ。だから辞めるなら惜しまれて辞めるように」と助言しました。

そして、その若者は結婚しても辞めずに、しばらくがんばっていました。

それがこの4月で2年が経ち、私にこう言ったのです。「あと1年がんばれば東京本社で勤務できる資格がもらえます。だからこのままがんばります!」

その若者の頭には私の「惜しまれて辞めなよ」という言葉がずっと残っていたというのですね。

今ではすっかり仕事にも慣れ、職場からの信頼は絶大だそうです。

「惜しまれて辞めよう」と覚悟してがんばった人にはわかるのですが、仕事の本当の意味がわかって辞めたくなくなるのですね。

この言葉は、本当によく効くのです。

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