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2016年2月18日 (木)

540.自立するということ

他力本願という言葉があるように、人生では自分以外の人、いわゆる他人に助けてもらうことがたくさんあります。

私も家族、社員、お客様をはじめ、実に多くの人の助け、支えがあるからこそ、今の自分がありますから、他人の力がなければ生きていけないことはまぎれもない事実です。

しかし自力本願という言葉もあって、すべてを他人に助けてもらえるわけではありませんから、自分自身ががんばらなければどうにもならないのですね。

先週、私の知っているある身体が不自由で常に車いすで生活されている方がお亡くなりになりました。

その方は、若いときに重い病気にかかり、もう何十年も車いすの生活をしていて、朝起きて仕事に出かけるまでの洗面、食事、着替えだけで2時間かかるそうですから、どれだけ普通の方と比べてハンデをもっていたか想像がつくと思います。

そして自分の力で車まで移動して車に乗り、会社まで自分で運転し、自分の力で車いすに乗って自分の机まで移動して、一日社員の皆さんと仕事をしておられました。

肩書きも部長として、会社では社長から「私の右腕、左腕、右足、左足でした」と言わしめるほどの存在で、部下もたくさん育ててこられ、全社員の皆さんから絶大なる信頼を得ておられました。

普通は、身体が不自由であれば、ほとんどの方が周りの人の支えで生きていかなければならないのが現実ですが、この方は自立して給料を稼ぎ、税金もしっかり払って、奥さんや子どもたちの面倒までみておられたのです。

人から「してもらう側」でなく、「してあげる側」の人生を歩まれたのですね。

さて、五体満足のわれわれはどうでしょう?

ちゃんと自立しているでしょうか?

すぐに人に頼ったり、当てにしたりしてないでしょうか?

自立するということ。

今一度、しっかり考えてみてはいかがでしょうか。

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