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2015年6月25日 (木)

506.原因を正確に掴む

頭痛がしても、その治療方法はさまざまです。

頭が痛いから頭痛薬を飲めばいいというわけではありません。

二日酔いで頭が痛いのか、家具の角に頭をぶつけて痛いのか、悩みごとが多くてストレスで痛いのか、目の使いすぎで痛いのか、場合によっては脳梗塞、脳血栓などの重大疾病だったりもするわけです。

治療方法は症状によってまったく異なりますから、自分勝手な判断で治療をすると命取りになりかねませんね。

現にお医者さんも、原因がわからず誤診で患者さんの命を亡くしてしまうことだってあるのです。

同じように、会社経営が上手くいかない場合、その原因を特定できないと、たまたま人に聞いた方法で対処してみたり、自分勝手な判断でその場しのぎをしている経営者が少なくありません。

社員と上手くいかない真の原因は何か、売上が上がらない本当の理由は何なのか、なぜ粗利率が低いのかなどなど、様々な症状がある場合、その本当の原因を正確に突きとめて的確な対処をしなければ、その症状は改善されないのです。

社員と上手くいかない原因を「給料が低いから」と思っていたら、実は「仕事にやり甲斐を感じていなかった」「人間関係が上手くいかなかった」なんてことはよくありますし、そもそも「社長を信頼できない」なんて致命的な理由も現実的にはよくある話です。

社長は、自分の会社で起きている現象の原因を正確に掴めなければ、経営は上手くいかないのですね。

私は師匠から、「有意注意」(目的をもって注意を払う)で、ものごとを観る習慣をつけるよう教わってきましたから、現象を「因果」すなわち「原因と結果」で考える習慣がついています。

原因を正確に掴む力は、現象を常に因果で考える習慣から培われていきますね。

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コメント

社長を信頼できない。というのは、グサッときますね。                                       先般、相談申し上げましたが、うちの娘は僕の反対を押し切って、海外大学の修士課程に進学する方向になりました。(オフレコでお願いします。)                                       僕には、そんなことしたら「嫁にいけない。」そういう恐怖感があるんです。 ですが、本人も妻もMBAを取りたい(取らせたい)ようです。                                       この、夫婦間のギスギスが、昨今 やさしい家の経営に大きな影響を与えていた感じします。 娘が、「スルガ銀行に黙っていて、留学30日前までの人件費をもらうか」、僕が言う通り、「留学試験に合格したが、勤めさせていただけますか?とウソをつかずに人件費をもらう」方がいいのか?                                       僕の信念は、松下幸之助や稲盛和夫の研究から生まれたものですが。なかなか上手く伝えるこできません。
                                       今、稲盛和夫の「実学」経営と会計、のバイブルを、繰り返し読んでいます。                                       つくづく、村田先生の言う通りに経営したいと思います。  

投稿: 上杉俊一 | 2015年6月26日 (金) 19時41分

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