« 496.税金にひっかからない | トップページ | 498.仲良くすることは仕事である »

2015年4月23日 (木)

497.それは本当に悩みごとですか?

経営者の方から、悩んでいる、困っているので相談に乗ってほしいとよく言われますが、実際、お会いして事情を聞いてみると、それが「悩みごと」「困りごと」でないことがけっこうあります。

本人は問題に直面しているので、それが「悩みごと」「困りごと」であると思い込んでいるのですね。

しかし多くの場合、冷静に考えてみると、悩んでもどうにもならないことであったり、悩むのではなく考えればいいことだったりするのです。

たとえば、そば屋を営んでいる経営者がいたとしましょう。

自分のお店のすぐ近くにそば屋ができて、「大変だ! どうしよう!」 となっている。

「お客さまを取られてしまう。」「近くにお店を出してけしからんヤツだ!」「ああ経営が大変になる・・・。」

でも、まだ現実にお客さまを取られたわけではなく、そうなるかもしれないと自分で勝手に思っているだけなのですね。

もちろんお客さまの方は、新しいお店ができれば一度は行ってみたいでしょうから、きっとそのお店には食べに行くでしょう。

しかし、あなたのお店の方が魅力的であれば、お客さまは絶対に戻ってくるはずですよね。

もしお客さまを取られてしまうようなら、取られてしまうようなレベルのそば屋の経営をしていること自体が問題ですし、そもそも同業者のいない商売なんてないのですね。

品質(味)、技術(腕)、スピード(早さ)、価格(値段)、サービス(接客や店構えなど)の5つの総合的な魅力において、同業者を上回っていればお客さまは取られないのです。

ですから、悩んだり、困ったりするのではなく、まずは相手のお店がどんな味でどんなサービスなのかなどを正確に掴むことが大事なのですね。

そして、あなたのお店の方がよりお客さまに愛されるように、品質、技術、スピード、価格、サービスにおいて、ひたすら工夫と努力をしていくのです。

悩んでいても何も変わりませんから、悩んでるヒマ、困ってるヒマはないのです。

また悩むと心をもっていかれて冷静さを失いますから、正しい判断や行動ができなくなってしまうのですね。

だから悩むのではなく考えるのです。

小学校や中学校のとき、テスト問題を出されて皆さんは悩みましたか? 悩んだのではなくて、どう解答しようかを考えたんですよね?

そう、問題が起きたら、悩むのではなく、困るのではなく、考えるのです。

あなたが困っているその問題、それはけっして悩みごとではないのです。

|

« 496.税金にひっかからない | トップページ | 498.仲良くすることは仕事である »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 497.それは本当に悩みごとですか?:

« 496.税金にひっかからない | トップページ | 498.仲良くすることは仕事である »