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2012年3月29日 (木)

337.ついてこれるように育てる

人を育てる大天才である経営塾の師匠から、われわれ塾生がよく教わっていることがあります。

それが「ついてこれるように育てなさい!」です。

われわれ塾生から師匠への相談で多いのが、「社員がなかなか熱くなってくれない」とか、「社員の成長が遅い」というような、部下と自分との成長格差についてなんですね。

弊社においても、それほどキツく叱責したわけではないのに、予想以上に社員が落ち込んでしまったなんてこともありましたので、やはり部下との何かしらの格差は存在しているのです。

私なりには、社員と今の私とを比較するのではなく、その社員の年齢の頃の若いころの私とそれぞれの社員を比較するようにしてはいますが、それでも育った環境や経験のせいか、まだまだうちの社員は少し甘いのかなあと思ってしまいます。

しかし、社員は師匠から直接教わっているわけではありませんし、経営をしているわけでもありませんから、私と同じように成長したら、逆におかしいのですね。

また日々の仕事をこなしていれば「仕事力」はある程度修得できますが、「真の仕事力」となると「人間力(性格)」を兼ね備えていないと絶対に手に入れることができませんから、井戸に投げ込んだ雪が解けてしまうがごとく、なかなか形にならず、永い永い年月がかかるのは当たり前なのです。

トップである私の「人間力」の成長さえもおぼつかないのに、それを社員に求めるのは酷な話なのです。

部下の育成は、我が子を育てるがごとく、ついてこれるように、地道に、あきらめないで、熱意と誠意をもって進めていくことが肝要なのですね。

上司は、ちゃんと部下の高さまで降りていって、その高さから部下と一緒に登る。まさに登山といっしょなのです。

部下が登るのを手を出さずにジーっと見守りながら、ときには手を引っ張ってあげることもあるし、後ろから背中を押すこともある。また、たまには一緒に休憩もとります。

そして、部下一人ひとりの登っている高さや速度も違いますから、それぞれに合わせてケアすることも忘れてはいけないのですね。

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