136.今年の「社長の約束⑰」
今回でやっと最後の約束項目になります。皆さま、長い間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。
「⑰ 特別な場合を除き、自分より、社員・お客様を優先させます。」
「社員を大事にするよ」ときれい事を言っても、たとえば、社員が残業して頑張ってくれているのに、「じゃ、お先」って、私が真っ先に帰ってしまったら 「なんだよ、口ばっかりじゃないか!」となりますね。
社員に感謝していれば、申し訳なくて先に帰るなんてできません。どうしても用事があって帰らなければいけないときも、「本当に、ごめん」と申し訳なさそうに帰るのが人情でしょう。ですから、私が社員より早く上がる日は、出張のときも含めて、年に数日ほどしかありませんね。
また、どんなに自分の仕事が忙しくても、まずは社員のことを優先するよう心懸けています。もちろん、お客様にご迷惑がかからないことが前提ですが。
私の給料も、社員が世間並みの給料を取れるようになるまでは、開業当初の新入社員と同じ年俸で7年間頑張ってきましたし、土日祭日も、たまの風邪や、慶弔や草取りなどの用事がない限りは、休まずに頑張っています。
少し大げさかもしれませんが、時間も、お金も、気も、体力も、社員を守るために捧げてきたと言っても、きっと、神様は私を嘘つきだとは言わないと思います。
また、お客様に対しても、自分の都合は後回しにして考えて動くようにしてきましたから、今だに面談は、「朝の5時から、夜中の12時まで、何時でも構いませんよ。」とお話ししていますし、「お困りごとがあったら、夜中でも、早朝でも、何時でも構いませんから、遠慮せずに携帯にお電話くださいね。」と、ごくごく普通にお話ししています。
こんな感じでやってきましたから、当然、家庭にシワ寄せがいって、経済的にも、時間的にも、精神的にも、物理的にも、もはや家庭を保てないのではないか、という危機に過去3回ほど遭遇してしまいました(苦笑)。でも、ありがたいことに、家族はちゃんとついてきてくれています。
ところで、自分や家族以外を優先させるということは、けっして「自己犠牲」ではなく、「社長としての責任」である、と経営塾の大先輩から教わりました。それは、冷静に考えれば分かることだったんですね。だって、親は、自己犠牲ではなく、親としての責任で、我が子を養い、育てていますからね。
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