132.今年の「社長の約束⑬」
「⑬ 仕事に関係ない役職や会などは排除し、また関係あるものでも優先順位を吟味して選択します。」
自分や家族だけで仕事をしているのなら、仕事の合間に、子供の学校の用事や、仕事にあまり関係ない団体のお役などもいいのでしょうが、社員がいたらそうはいきませんね。
社長が勤務時間中に仕事と関係ないことをしていたら社員に申し訳ない。「自分は社長だし、みんなを食べさせているんだからいいじゃないか。文句あるか。」でも構わないのですが、それでは自燃性(じねんせい:自分から燃えて頑張る)の社員しかついてきませんね。
また、自分の家族だけでなく社員の生活もかかっているのですから、これからずーっと先のことも考えると、経営の有段者ぐらいの腕前になっていないと、安心して経営なんてやってられません。ですから、未熟経営者である私は、悠長に仕事中に仕事以外のことをしている余裕はないのです。
開業以来、勉強や多少営業の意味で、次から次へといろんな会に入り、お役などもお受けしてきましたが、だんだん、その会が仕事や人生に役立つものなのかどうかが見えてきます。そこで、優先順位を吟味して、一つひとつ整理していきました。
私の師匠であるの京セラ稲盛名誉会長は、「経営もろくにできんくせに、関係ないことをするな。」「でも、皆さんは地方で経営していて地域貢献もありますから、せめて仕事とその他の割合を 7 : 3 くらいに抑えなさい。」と言われています。
ですから、私は、小学校、中学校、高校での租税教室や就職セミナーなどの講師、商工会議所での創業塾、経営革新塾、経営セミナーの講師、決算書を良くする経営塾での講師など、仕事に関係があり、かつ世の中のお役に立てるものに絞ってお受けしています。
以前、「自分の仕事ばかりしていないで社会貢献もしましょうよ」と、PTA会長のお話もいただきましたが、私の年間スケジュールをお伝えしたら「あなたでは無理だ」、と向こうから断わられてしまいました。因みに、そのPTA会長の出番は年間90回以上もあったのです。
また、税理士会での厚生委員(旅行やボーリングなどの余暇を運営する)のお誘いにも「社員と、仕事中のお遊びはしないと約束していますから」と申し上げたら、お声がかからなくなりましたよ(笑)。
他にも、様々な全国組織の団体からのお誘いもありましたが、「まだまだ未熟者ですから・・・」 「現在所属している団体も未だ勉強中で、さらに他の会に入ったらかえって中途半端になってご迷惑をかけますから・・・」と、一貫して丁重にお断りしています。
社員を守る力を確実に身につけるまでは、まだまだフラフラしていられないのです。
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