128.今年の「社長の約束⑨」
「 ⑨ 常に勉強し、1週1冊以上の読書、1日1本以上のCD聴きをこなし、決して知識で止めず、学んだことは必ず実践して、経営に役立てます。」
人口がピークを過ぎ、マーケットが減少している今日の日本では、今までのように誰でも仕事をしていれば何とかなった時代は過ぎ去り、日々、勉強をして、しっかり修得し、それを経営に役立てていかなければ、もはや逞しく生き残っていくことが困難な時代になってしまいました。
そこで、何から学ぶかといえば、人、本、CD・テープ、DVDなどですね。しかし、学んでも知ってるだけでは使えませんから、それを腹に落とす作業が必要になります。
私は経営塾や様々なところで多くの素晴らしい方々にお会いするチャンスをいただくため、「人」からの学びには恵まれていますが、「本」や「CD」からの学びはまだまだ足りません。そこで、1年に、本を52冊以上読み、CDを365本以上聴く、という約束を入れました。
私の所属する経営塾では、「学び、気づき、実践」と言って、学んだだけではいけない、そこに気づきがなければいけない、しかもそれを実践しなければ全く意味がない、とさえ言われていますし、平成という元号をつくった安岡正篤氏の「知識、見識、胆識」から、知識だけではいけない、それが見識という信念にまで高まり、しかも断行できるという胆識にまで高まっていなければダメだ、とも教わっています。
また、ある外資系保険会社のトップセールスマンが、講演で自分のノウハウを惜しげもなく公開した際、「そんな大事な秘密を教えてしまって、大丈夫ですか?」との質問に対し、「大丈夫。この中で実行する人は20%、さらに続ける人がそのまた20%ですから・・・」と答えたといいます。すなわち、折角こんなにいいことを教わっても、ぜいぜいこの中でやるのは全体の4%しかいない、だから大丈夫、というのですね。
私も、知識で止まっていることが非常に多いので耳が痛いのですが、本当にその通りなんですね。人間って、面白い生き物で、本当にやらないんです。だから、逆にここにチャンスがあるのです。
世の中を観察していると、①「知ってる」②「わかってる」③「できる(と言っているだけ)」④「やっている」⑤「ずっとやっている」という段階があるようです。①知ってるだけで、わかってない、②わかってるけど、できない、③できるけど、やってない、④やってるけど、いつもはやってない、⑤いつもやっている、とね。
本も、CDも、本当に宝の山です。その宝の山から、大事なことのいくつかを実行にうつし、それを地道に続けていく。ただ、これだけで上位1%くらいにはイヤでもなってしまうようです。
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