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2007年11月29日 (木)

111.中小社長の誤った常識

忘年会シーズンですね。

こんな光景に出くわしました。

家族で、たまの外食に出かけたのですが、食事を済ませてレジに行くと、40才過ぎくらいの夫婦と二人の子供。子供たちの顔がその夫婦によく似ていたので、どう見ても家族だと思います。

お店のレジ係の人が「○○円です。」というと、その奥さんが「領収書をください。□△工業でお願いします。」と応えたんです。

あれあれ、会社の経費にするのかな?

家族で食べた食事代は、仕事には関係ありませんから、当然、経費ではありませんね。そんなこと誰でも知ってます。因みに、捕まるかどうかは別として、経費で落としたら、法律上は脱税(法人税法違反、所得税法違反)になります。

なのに、世の中には、今だに中小零細企業経営者の誤った常識があって、「呑み代は経費で落とせる」、「経費でプライベートのゴルフに行く」、「自家用車は会社名義で買う」。中には「働いてない奥さんに給料を払って経費にする、働き以上の給料を払って経費にする」なんてのもあるようです。

でも、こんなこと社員が知ったら、社長の権威は丸つぶれ! 社長がどんなに偉そうなことを言っても、影では社員に舌を出されているのです。 気づいてないのは社長だけで、なんと惨めなことか・・・。

「これでは、社員とのベクトルが合わん。経営にならん!」 実は、京セラ・稲盛和夫氏が、敢えて経理を「ガラス張り」にしたのは、こんなことも一つの要因だったのです。

社長は、決められた給料だけで、仕事は誰よりも一生懸命頑張って、いい目なんか全くしていないのに、「経営者だけが、いい思いをしているのではないか。社長一族だけが、たくさん給料を取っているのではないか。」なんて勝手に思われてしまう・・・。 何て、経営者という職業は、割が合わん仕事や! 

そこで、稲盛氏は、「アメーバ経営」というガラス張り経営をして、「私は決して個人的な経費や、不明瞭な経費は使っていませんよ。皆さん、私を信じて、安心してついてきてくださいね。皆さんの幸せのために必死に頑張りますからね。」と社員の誰もが分かるように公開したのです。

私も、ガラス張り経営をして、顔晴(がんば)っています。

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2007年11月22日 (木)

110.野菜が危ない?

農業を営む70代の方から、相続税申告のご相談を受けたので、いろいろとお話をする機会に恵まれました。

その方が、「スーパーで買う外国産の野菜が、臭くて、マズくて、食べられない」というのです。

ご自分が農家なので、若いときからいろいろ野菜を作って自給自足しているものだから、自家製の野菜とスーパーで買ってきた野菜との違いを、ごくごく自然に感じとることができるのですね。

普段は、スーパーで野菜を買うことはないのですが、自分の畑の作物がまだ収穫時期でなかったし、とても安かったので、サラダ豆(エンドウ豆のことかな?)を買ってみたというのです。そうしたら、味がまったくしなくてビックリしたというのです。本当のサラダ豆は、とても甘い味がして美味しいのだそうです。

ブロッコリーなんかも、スーパーのものは臭くてたまらないそうです。また、中国産の安い落花生を買って料理してみたら、自分だけでなく、孫までが、マズくて手をつけなかったそうです。

僕らは本当の野菜の味や臭いを知りませんから、何とも感じませんが、実はとっても危いことなのかもしれませんね。

よく、農作物を生産する業者が、「市場に出荷する野菜は、自分の家では絶対に食べない!」という、おかしな話がありますが、それは、野菜に虫が付かないようにしたり、長期の輸送や保存のために、多量の消毒液などを使っているからなのだそうです。

「そんな危険なもの、僕らに出荷しないでくれよ!」

憤りを感じますね。

我々は、もっと「自分の都合ではなく、人として何が正しいか、人としてどうあるべきか」を真剣に考えていかなければいけないと思います。

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2007年11月15日 (木)

109.ああ勘違い

私のトンでもない勘違いの話です。

私は、税理士になれば、「経営のことが、きっと分かるんだろう」と安易に思っていました。

ところがです。13年前に税理士試験に合格して、すぐに開業し、業務を進めていっても、いっこうに「経営」のことが分からなかったし、分かるようになる気配もなかったのです。

これには参りました。 これでは仕事にならないし、仕事になったとしても自信をもってできない訳ですから後ろめたい ・ ・ ・ 。

「ああ、勘違い!」 私の大きな大きな人生の不覚でした。

税理士試験は5科目の試験科目があるのですが、決してあまり頭の良くない私、笑ってしまうほど要領の悪い私でも、一日13時間も必死に試験勉強をしましたから、模試を受けてもすべての科目がAランク(合格圏内確実)で、決して成績が悪かったわけでもないのです。

それで、遅ればせながら冷静に考えてみたら ・ ・ ・ 、なんと!税理士試験には「経営」に関する試験科目が一つもなかったのです!

これでは「経営」のことが分かる訳がありません。強いて言えば、「財務諸表論」という試験科目に、経営分析的なことが多少出てきますが、「経営」は実務、実学であって、机上のお勉強ではないのです。こんなことで「経営がわかります」なんて言ったら、笑われます。

TKC全国会創始者の飯塚毅名誉会長が、「税理士・公認会計士には、事業経営能力がないんです!」と喝破されていたのは、実に、このことだったのです。

それで、私は必死に「経営」の勉強を始めたのでした。

本、セミナー、勉強会、研修会 ・ ・ ・ 。

そして、ついに、平成10年、若手経営者の経営道場ともいえる京セラ・稲盛和夫氏が塾長を務める「盛和塾」に辿り着いたのでした。

神さま、本当に有り難うございます。

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2007年11月 8日 (木)

108.朝礼の目的

ほとんどの企業が朝礼を行っていると思いますが、でも何のためにやっているのでしょうか?

我が社では、以下のような明確な目的をもって朝礼を行っています。

1.朝一番、気持ちのよい一日のスタートを切るため・・・出足が肝心です。スタートが良ければ、その日一日が良いものです。

2.全員で情報を共有するため・・・皆が、全員の情報を共有することで、見える「ガラス張り経営」になります。また、一人の失敗を皆の戒めとし、一人の成功を皆の喜びとして共有財産とします。

3.話す練習をする・・・相手にどう伝えるかは、とても重要なことです。社内で練習すれば恥はかきません。

4.聴く練習をする・・・口は一つ、耳は二つ。会話は聴くこと、とも言われています。しっかり頷いて、相手に敬意を表します。

5.有言実行の場・・・自分がやりたいことを思い切って皆に宣言してしまいます。すると弱い自分も実行せざるを得なくなり、宣言したことを達成してしまいます。

6.成長を確認するため・・・発表したり、意見を述べたりすることで、個々の成長度合いがわかります。一人ひとりが成長していくって、とても嬉しいことです。

7.社長を見張る場・・・会社の命運を分ける社長の考え方がどうなのか、どういう人物なのか。社員からは社長のことがよーく見えます。この社長について行って自分の将来は大丈夫なのかを、朝礼での社長の発言や態度でしっかり見極めなければいけません。もし、おかしな社長だったら、早く辞めて、もっと良い会社に移らなければいけません。

8.全社員のベクトルを合わせるため・・・1~7を実践することで、全社員が一丸となって、強く、温かい集団となり、素晴らしい会社になります。そして、社員一人ひとりも自己実現がはかられ、誇りをもった幸せな人生を送っていくのです。

以上、朝礼って、とても大事な儀式なんです。

形式だけの朝礼、一部の社員だけでの朝礼は、あまり意味がないんです。

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2007年11月 1日 (木)

107.お休みは誰からいただいている?

職場での「お休み」は誰からいただいているのでしょうか?

勤務先の社長ですか? それとも頑張ってる自分ですか?

私は、冷静に考えると、「お休み」はお客様からいただいているのではないかと思います。

お客様から貴重な売上代金をいただき、それによって様々な会社の経費が賄われ、自分の給料もその中から支給されます。その給料で家族を養ったり、自分の生活を保つわけですが、もしその額が不十分であれば、生活費、養育費、住宅ローンなどを賄いきれず、不足分を補填するためには、極端な話、土日にアルバイトなどをしなければなりません。

すると、「お休み」は、辿り辿っていくと、お客様からいただいているとも、とれます。

であれば、お客様からお電話をいただいて、「○○は、今日はお休みです。」なんて堂々とは言えませんね。「○○は、お休みをいただいております。」と自然になります。

労働法規があるので、「お休み」は就労者の当然の権利ですが、それ以前に、お客様が存在しなければ職自体を失ってしまいます。

ですから、私たちは、もっともっと、お客様に感謝しなければなりませんね。

そして、この有り難い「お休み」を決して無駄にすることなく、より素晴らしい仕事をするための英気を養う休息に充てたり、いつも支えてくれる家族へのご恩返しの時間に充てるなど、有意義に過ごして幸せになっていくのですね。

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