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2007年8月30日 (木)

98.知恵より智慧

同じような言葉に、「知恵」と「智慧」があります。

どちらも「ちえ」と読むのですが、意味のレベルがまったく違います。

「知恵」は、単なる知識。

「智慧」は、人生が幸せになる知識、人生に役立つ知識、本当の教え。

たとえば、東大卒の人は一般の人に比べて沢山の知識、いわゆる「知恵」をもっていますが、幸せな人生を送れるかどうかは、まったく別問題ですね。

難しい数学の問題が解けたり、英語の単語を人の何倍も覚えていたり、とにかく「知恵」がスゴイのですが、数学の問題が解けるからといって幸せになれるわけではないし、英単語を沢山知っているからといって幸せになれるものでもないのです。

もちろん、「知恵」は少ないより多い方がいいのですが、逆に「知恵」が多すぎることで大事な「智慧」まで及ばないとか、気がつきにくくなっているとか、「智慧」などは不要だと思ってしまうなどの弊害がありますから、本当に要注意です。

では、「智慧」とはどんなものか・・・。

今までのブログに出てきた中では、「93.原因と結果の法則」 「76.万能マトリクス」 「72.サルの法則」 「59.人生をダメにするベスト3」 「38.99%の法則」などでしょう。

これらを知っているだけで、人生は幸せの方向へ大きく向いてきます。

そして、それを知ってるだけでなく実行すれば“必ず”幸せな人生を歩めるのですから、有り難いことです。

我々は、常に「智慧」を探求する姿勢がとても大事なんです。

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2007年8月23日 (木)

97.交通警備員

この夏の暑い中で、道路の工事現場で真っ黒になって交通整理をしている人々がいます。

赤い誘導灯を使って、車がスムーズに流れるように誘導してくれているのですが、実は、私も十数年前にやっていたんです。32才くらいのときでした。

交通警備員。この仕事は、単純なようで、結構難しく、交差点では車の流れや信号が赤になるかどうかなどをしっかり前読みしながら誘導しなければならないので、サッカーではありませんが、全体が見えていないと上手にこなせないのです。

猛暑の中を丸一日頑張って、日当8,000円。 急に雨が降ってきてビショ濡れでやり続けたこともありますし、慣れないころはダンプの運ちゃんにこっぴどく何度も怒鳴られました。

お陰様で、今は経営者として、また税理士として仕事をさせていただいておりますが、開業前は、収入がほとんどなく、結婚していて子供もいたので、食べていくのに必死でした。

警備会社から貸与された警察官まがいの制服に着替えて帽子をかぶり、赤い誘導灯を持つと、保育園に通う当時3つの娘が、「お父さん、カッコイイ」と言ってくれましたが、複雑な気持ちでしたね。

また、仕事の現場は、自分の生活圏の道路ですから、多くの知り合いの方にもお会いし、様々な反応をいただきました。

 遊び仲間 ・ ・ ・ 「お前、本当にやってたのか」

 近所の少し年上の旦那さん ・ ・ ・ 哀れむような顔で 「頑張ってくださいね」

 前勤務先で自分が担当していた社長さん ・ ・ ・ 「話しかけないでくれ」

 前勤務先に荷物を配達してくれた運送業者さん ・ ・ ・ 同情気味に 「今は、この仕事やってるの・・、頑張んな」

 母 ・ ・ ・ 泣きそうな声で  「えっ、○○(私の名前) なの!?」

この経験は、私にとって、とても貴重な経験です。神様に感謝ですね。合掌

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2007年8月16日 (木)

96.自分の日給、時給はいくら?

アルバイトやパートであれば、日給8000円とか、時給800円というように金額がハッキリしていますが、正社員となると賞与があるためか、ピンときません。

以前、新聞記事で、宮城県富谷町では、町長以下全員の名札の裏に「①年間給与総額、②年間勤務日数、③日当たり給与、④時間当たり給与」が書いてあって、自分の仕事が給与に見合っているかどうかの意識をしっかり持つようにしている、とありました。なるほど、これならよく分かりますね。

では、自分の日給・時給は、いったい、どのくらいになるのでしょうか?

まずは、会社から年末調整後に渡された「源泉徴収票」を用意しましょう。その中に「総支給額」という欄があって、税金・社会保険料を差し引く前の一年間の給与総額が記載されています。それを「年間勤務日数」で割ってあげれば実質「日給」が出ますし、「年間就業時間」で割ってあげれば実質「時給」がでます。

年間勤務日数は、一般の方なら、週休二日なら年末年始・お盆休み(夏休み)があるので230~240日くらい、週休一日なら280~300日くらいでしょう。私は経営者ですから、ここしばらく341~348日ですね。

例えば、年俸400万円、年間勤務日数260日、年間就業時間3000時間だとすれば、一日当たり15,384円、一時間当たり1,333円となります。

自宅に毎日のように届く求人チラシを見ると、建設現場の日雇いで日給12,000円とか、工場パートなら時給1,000円などと載っていますから、これらの金額と自分で計算した日給や時給と比べてみると、自分の給与が世間相場並かどうかが分かりますね。

私の尊敬する京セラの稲盛和夫名誉会長は、何かの話の中で「1時間10万円くらいもらって・・・」と話されていたことがありますが、稲盛氏ほどの付加価値の高い仕事をするのであれば当然だなと思いました。因みに、稲盛氏の年間就業時間は5000時間を何十年も続けたといいますから、時給10万円で5000時間働くと、年間給与は5億円にもなってしまいます。稲盛氏なら、これでも安いと私は思っていますが、実際は、外国から来たある経営者のようにベラボーな金額は取ってはいなかったようですよ。

さて、あなたの日給、時給は、いくらになりましたか?

そして、その金額は、自分の働きに見合っていますか?

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2007年8月 9日 (木)

95.プールから海へ

当社では、開業以来、意味があって経験者は採用してきませんでした。すると、素人から始まるわけですから、まずは子供用プールに入ってもらいます。

最初から大人用プールや海に突き落とす会社もありますが、うちは敢えて、成長に応じてプールから海へと、順番に移ってもらっています。

“甘い”と言われもしますが、まずは、水に慣れてもらう。すなわち、当社の風土や仕事に慣れてもらうのですね。子供用プールなら、膝の深さですから、転んでも、よほどのことがない限り溺れませんし、万が一のときは、直ぐに助けられます。

子供用プールに慣れたら、次は大人用プールで泳ぎの練習です。大人用プールはちゃんと足が着きますし、慌てなければ絶対に溺れることはありません。こちら側も、しっかり見守っているから大丈夫です。

そして、泳げるようになったら、やっと海に出ます。海は足が着きません。場合によっては流される危険もあります。ですから、しっかり泳げないと海には出しません。出したときは、状況を見守り、助けが必要なときは助けに行きます。

最後に、嵐の海です。流石に、嵐の海では、私も自分が泳ぐのが精一杯で、人を助ける余裕はありません。嵐の海は、臨機応変な泳力や精神力がなければ泳ぎきることはできませんから、当社ではまだ一人も出ていませんね。

社員は、かわいい我が子ですから、溺れさせるわけにはいきませんし、またドンドン成長もしてほしいです。ですから、来るべき時が来たら、嵐の海へ順番に出してあげようと思っています。

だって、いつも穏やかな海ばかりではありませんし、本当の力は、嵐の海を泳がないと習得できないのですから。

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2007年8月 2日 (木)

94.「原因と結果の法則」つづき

前回 93.「原因と結果の法則」 のつづきです。

もう少し具体的に説明すると、「スイカの種を蒔いたのに、メロンができる」ということは絶対にない、ということです。スイカの種を蒔けば、スイカができるわけで、しかも収穫までに、水をやったり、肥料をやったり、草取りをしたりします。すなわち、スイカができるという「結果」のためには、スイカの種を蒔いて、スイカができるように手入れをするという「原因」がなければ、収穫はできないのです。

当たり前すぎて、ごめんなさい。でも、どうも、こんな当たり前の法則から、この世の中は出来上がっているのですね。

人より努力もしないで、人より事業が上手くいくことはないし、自分だけ多くお金が入ることはありません。しっかり耕して、種を蒔いて、手入れをしないと、それ相応の収穫はないのですね。「原因」の質と量に応じて「結果」が訪れるのです。

でも、ちょっとここで問題です! 努力もしないのに運のいい人はどうなんだ?

これは、一つには、親や周り人の恩などのお陰で、自分だけが「原因」をつくったのではありませんから、身に覚えのない幸運が舞い込んだときは、素直にその幸運に感謝して、今まで以上によい「原因」づくりをした方がいいでしょう。でないと、もしかしたら不運を呼び込むかもしれませんね。

だって、「 原因 = 結果 」 になりませんから。

これは簡単な算数です。世の中、実はシンプルにできているみたいです。

さて、信じるも八卦(はっけ)、信じないも八卦(はっけ)。

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