135.今年の「社長の約束⑯」
「⑯ 経理、情報を社員全員にガラス張りにします。」
前回のブログのように「公私混同」をしないといっても、本当に「公私混同」していないかどうかは、社員には分かりませんね。そこで、しっかり経理を開示して安心させてあげるのです。
我が社では、経理は私の身内ではない総務の女性社員が担当してくれていて、その中身の監査は、それぞれ、株式会社をベテラン社員が、税理士事務所を新人社員が、毎月しっかり領収書まで一枚一枚くまなくチェックしてくれていますから、私が勝手に現金を持ち出したり、預金を引き出したり、おかしな経費をつけ込んだりなど、絶対にできないようになっています。
業績も決算の時だけでなく、毎月の全体会議で生の財務データをプロジェクターに映し出して、全社員で確認します。会計取引を一つ一つまでドリルダウンして見ることができますから、本当にゴマカシは無理です。
極めつけは、社長である私の給料を新入社員も含めた全員で決めるというものです。正確には、私以外の皆で当社の来期経営計画の第1次シミュレーションを行い、その予算の中から私の来期年俸が提示され、その範囲内で決定されるという方式です。今まで多くの経営者にお会いしてきましたが、こんなアホなことをしている社長は今までお会いしたことがありません。皆さんは、安易にマネをしない方がいいと思います。
ここまで「ガラス張り」にしているのですから、私は何の後ろめたさもありません。すると不思議ですが、こんな軟弱な私でも、少しは経営に迫力が出てきます。有り難いことです。
また、情報も然りです。一部の人間でコソコソやるより、皆で共有した方が無駄な動きが少なくなり、効率がアップします。うちは、失敗も皆で共有し、成功も皆で共有するのです。
“都合の悪いことは、分からないように上手くやってしまおう”という風土が私はイヤですので、個々の給与情報(私を除く)以外は、どんなことでも社員全員が知っている状態にしたいのです。これによって信頼関係を築くことができるし、トラブルなどを未然に防ぐことにも繋がります。これって、究極の思いやりの優しい風土だと私は思っています。
社員が安心して働ける職場環境って、こんなことも大事な要素だと思いませんか。
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